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サバイバル系シューティングゲームでモテる女子になれるわけ②

~吊り橋効果とシューティング~

 前回は、モテるための要素「魅力」について心理学的に考えました。自分と似ていると思わせる「類似性」と自分にはないものをもっていると思わせる「相補性」の両方が、長く続く魅力のために必要でした。↓

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  では、実際にサバイバル系シューティングゲームを行うことで、どのような効果が得られるのか、見ていきましょう。

①人は驚きや緊張のドキドキを好きと勘違いする<吊り橋効果>

 「吊り橋効果*1」という心理学の言葉を知っている方は多いでしょう。吊り橋の上という落ちそうな恐怖が、一緒にいる相手への好意だと勘違いされてしまうのです。「ドキドキする」という生理的興奮は「ステキな人がいるから」という状況で説明づけようとするのです。*2

 そう、サバイバル系シューティングゲームもこのドキドキ感が大きい!一緒にゲームの話をするだけで、興奮が高まり、あなたへの好意だと思ってもらえる可能性が高まります。しかも、一緒に遊園地に行ってジェットコースターに乗るよりも、吊り橋に行こうと誘うよりも、ずっと簡単に感じさせることができます。これを利用しない手はないでしょう?

 
②人は助けた相手を好きになる。<認知的不協和>

 人は心の中に矛盾が生じるのが嫌なものです。例えば、好きなアイドルがCMしている商品は、特に商品に魅力が無くても、気になってしまいますよね?自分の好きなものを友達が非常に嫌っていたら、友達のことを嫌いになってしまうかもしれません。このように、自分から見た相手への感情、自分から見た物への感情、相手から見た物への感情が一致しない(心の中に矛盾を抱えている)場合、人はこの状態を嫌って、相手又は物への感情をすり替えてしまうのです。これを認知的不協和理論といいます。*3

 ちょっと抵抗を感じるけれど、引き受けやすい、そんな頼みごとをされたとき、相手は「ちょっと困るのに、手伝ってあげたくもある」という心の中の矛盾を「手伝ってあげたのは、相手のことが好きだからだ!」なんて考えるわけですね*4シューティングゲームについて教えて」という引き受けやすいお願いならば、この認知的不協和によって、あなたへの好意を感じてもらえるかも。

 

 ここまで、サバイバル系シューティングゲームが恋愛のきっかけ作り適している理由をお伝えしてきました。次回は、サバイバル系シューティングゲームには、さらに仲良くなるための環境が整っていることをお伝えしていきます!

⇒③サバイバル系シューティングゲームを使ってさらに仲良くなるには。

 

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*1:カナダの心理学者アロンとダットンによる実験。吊り橋の上で女子学生が男性にアンケートをとり、終了後に結果を知りたければ連絡をくださいと、電話番号を伝えるとほとんどの男性から電話がかかってきた。しかし、固定されて揺れのない橋で同様の実験をしても、電話はほとんどかかってこなかった。

*2:アメリカの心理学者シャクターは、これを「情動の2要因理論」として提唱した。

*3:アメリカの心理学者フェスティンガーが唱えた説。

*4:アメリカの心理学者ジェッカーとランディは、実験参加者に問題を解いてもらって正解したらお金を渡したが、帰る間際に「研究費が底をついたから申し訳ないが返してほしい」とお願いして、アンケートをとったところ、返金額が多かった人ほど、実験者に好意をもっていた。